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2014年1月31日金曜日

「ジョーカーを持っている」




東京都知事選で舛添要一を担ぎ支援をしている自民党議員で心から指示している人は余程キワモノ好きだろう。それを証拠に自民党を出た時一人も付いて行かなかった。

仕方ねえから担いでやってんだ、調子に乗んじゃねえぞ、担いだ以上、立場上勝つために動いてんだ。この恩忘れたらビシッとケジメつけるからな。
言葉は悪いが私がその役ならそういうだろう。

舛添要一のトイメンの相手は狂気の人、集客力抜群、私が見たところ舛添要一の数倍以上集めている。それ故そのシーンを徹底的にTV報道に流さないようにプレッシャーをかけている。株価の上昇でしか支持されていない安倍晋三総理にとって絶対に負けられない。
何しろ恩人であり、師匠でもある人間を相手にしているのだから。
根性出して舛添要一の応援演説の為に選挙カーの上に立ったら、恩人への裏切り者として歴史にその名を残すだろう。

明智光秀は信長の首を獲ったが、小泉純一郎という織田信長は負けても生き残る。
私は信長殺しの本当の裏切り者は間違いなく豊臣秀吉だと思っているのだが(?)
我が子、小泉進次郎にその恨みと怨念は引き継がれて行く。

手柄は自分のもの、失敗は人のせいにする僕ちゃん政治家は、勝利する事によって失うものの方が甚大といえるだろう。小泉純一郎は敗けて勝つ策を選んだといえる。
小泉進次郎に天下を取らせるために。

息子が居なければ、負ければただの老人になるが、ジョーカーである息子を持っていればいつでも勝負が出来るからだ。
日本人は判官びいきだから小泉進次郎を源義経にして次の戦いを応援するだろう。
猪瀬直樹を追い出す報道に比べると余りに少ない報道の量である。
殆ど無きに等しい。それだけ小泉純一郎の恨みと怨念は積み重なっていく。

小泉純一郎は狂ったとか、ボケたとか、終わったとか、完璧なまで叩き潰すというが役者は相手の方が何枚も上手だ。

一月二十五日(土)日経のエース記者、田勢康弘が司会をするテレビ東京の政治番組(朝十一時半〜十二時)になんと同志社大学経済学の教授「浜矩子」を出演させた。
アベノミクスをアホノミクス。
安倍晋三の政治を、アダム・スミスの「国富論」をもじって「僕富論」といった教授だ。

僕の好きな人、僕のしたい事、僕の事なんとか気に入って下さいオバマ大統領。
全ては僕の為にしか思考しない僕ちゃん政治家でしかないと切り捨てた。
何故いつの世も政権政党のヨイショをする、日経新聞社系列のテレビ東京が教授を出したか、きっと勝っても敗けてもこの政権は長くない、小泉純一郎の深謀遠慮を読み切ったからではないだろうか。

反安倍晋三の方々教授の見立てでは今年の終わりには株価は10000円を切るだろう、そして安倍政権は終わって行くだろうであった。
いい人なんだよな〜、アベちゃんはという人も実に多い事も知っている。
それはそれとして政治家は常在戦場だ。 

NHK、フジTVTBS、日テレはプレッシャーに屈しているか、先が読めていない。
各新聞社も同様に近い。勝負は最後に勝った者が勝ちなのだ。
舛添要一という男は、例え勝っても何もかもやってもらった自民党のパシリまたはパペットでしかない。

負ければ先妻の子どもの養育費支払い要求と戦う為に裁判所に通う、一人の酷い父親、ケチな男でしかない。

政治に興味ない人も、人間の浮沈劇を見て下さい。
まるでシェークスピア劇か、シーザー暗殺劇と同じですから。
シーザーは元老院によって殺された。いつの世も老人を敵に回してはいけません。

そういえば細川家の700年の血は裏切り、寝返り、すり寄り、ブン投げの血だった。
週末からいよいよ後半戦、潮目が変わって来た気がする。(敬称略)

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