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2014年1月23日木曜日

「悪夢」




アメリカの求人情報サイト「キャリアキャスト・ドットコム」が主要200の職業のストレス度の総合的判断を発表している。
アメリカ人と日本人とでは比較にはならないが、興味あるデータなので紹介する。

最もストレスの多い職業
①志願兵(下士官)
②将官
③消防士
④パイロット
⑤イベントコーディネーター
⑥企業広報の幹部
⑦企業上級職
⑧新聞記者
⑨公務員
⑩タクシー運転手

最もストレスの少ない職業
①言語聴覚士
②ヘアスタイリスト
③宝石職人
④大学教授(終身契約)
⑤仕立屋(テーラー)
⑥栄養士
⑦医療事務管理士
⑧図書館司書
⑨マルチメディアアーティスト
⑩機械工

最もダメな仕事
①新聞記者
②きこり(林業従事者)
③志願兵(下士官)
④俳優
⑤油田採掘者
⑥酪農家
⑦検視員(水道など)
⑧郵便配達員
⑨大工
⑩客室乗務員

最もいい仕事
①保険数理士
②医療研究者
③ソフトウェアエンジニア
④言語聴覚士
⑤ファイナンシャルプランナー
⑥歯科医
⑦作業療法士
⑧視能訓練士
⑨理学療法士
PCシステムエンジニア

この調査はストレス度に報酬などの要素を加味して判断したものらしい。
ハードな夜勤もなく家族に喜ばれる職業や他人に頭を下げなくてもいい職業はストレス度が少ない様だ。

2013年度のワーストは「新聞記者」、同社によるとその理由を「活版印刷の時代は終わり、10年後は職業としてないだろう」とコメントしている。

さて思い当たるところはあるでしょうか。
かつて新聞記者に憧れていた、事件記者になりたい、ブン屋なんて呼ばれてみたいと思った頃もあったのだが全く勉強しないのでその可能性はゼロであった。

10年後日本の新聞記者はどうなっているでしょうか。
そう言えば佐藤栄作という総理大臣は長期政権を終え記者会見をした時、「おい、テレビはどうした」と言い、日頃から新聞で散々叩かれて恨みや不満がつのっていたのか「偏向した新聞は大嫌いだ」と言い放つ。
新聞社の記者たちがそれじゃ私たちは出て行きましょうかと言ったら、佐藤栄作は、「帰って下さい、記者の諸君」と言った。
それじゃ出て行こうぜと新聞記者たちは全員記者会見場から出て行った。

今と違って根性があったのだ。
会見場にはパイプ椅子だけが残った。かなり歴史的会見であった。
それを見ていて、オオ新聞記者いいではないかと思ったものだ。

来年の事を言うと鬼は笑うという。 
10年後の事を言ったら鬼は死ぬかもしれない。
昨年ワシントン・ポスト紙を中国の会社が買収か(?)なんて記事を読んだ時、この世は終わるなと思った。

安倍晋三総理はNHKを支配出来る事にした。
秘密保護法の第三者機関も、経団連も、日本版NSCも、次のターゲットはきっと朝日新聞だろうか(赤旗は手強いから諦めるだろう)。

今からでも新聞記者になれないだろうか。一生懸命勉強しますから。
10年後日本に新聞記者がいる事を願わずにいられない。
それとも中国にソックリ買収されるかも(?)一月の悪夢だ。

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