「ホンジツテンキセイローナレドナミタカシ コウコクノコウハイコノイッセンニアリ カクジイッソウ フンレイ ドリョクセヨ」
こんな一本の電信から日本海海戦ははじまったとか。
私といえば、ホンジツテンキセイローナレドアタマイタシ キモチワルシ カゼトカフンが合体となって私に攻撃を仕掛けている。
太田胃酸いい〜クスリですを飲む、昨日美味しいものを食べ過ぎたようである。
あまりにも楽しき夜を過ごしたせいかもしれない。
クシャミとグシャミの連発で鼻がパンパンとなりイテエなのだ。
フンレイドリョクするには何をすべきかと思い、布団の中で「辰巳芳子」さんの著作、「食に生きて」を読む。
この本をご恵送して下さったのが、私の大尊敬する稀代の名文家、「佐藤隆介」先生だ。構成とあったが文章はまぎれもなく佐藤先生のものだ。
本年で九十歳となる料理家辰巳芳子さんから聞き取ったものであろう。
池波正太郎氏の高弟第一、その名文は例えていうなら、奥入瀬を流れる清流であろうか、一言一句に無駄はない、修飾語は一切なし、ただ漢字とひらがなとカタカナが絶妙の句読点によってその流れを見事にする。新潮社から販売中、ぜひ読んでいただきたいと思うのです。私も書く字奮励努力の体制にその身を起すとする。
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