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2015年9月10日木曜日

「マイナンバー制度」



知られたくないことはすべて隠せない。超監視社会の制度がマイナンバー制度だ。
一人ひとりのプライバシーは丸裸となる。
その家のルーツや知られたくない過去も丸裸となる。

一人ひとりが使っているインターネットやツイッター、ライン、スマホはすべてチェックされる。過去からさかのぼり土地や財産はいくらあるか、血脈は家族構成は、テレビは何を見てるか、新聞は何を読んでいるか、雑誌は、ファッションは、映画は何を見ているか、レンタルビデオは、整形やエステとかジムはどこへ、毎日何を買って何を食べているのか、車は何に乗ってどこへ行ったか、浮気をしてるか、不倫をしてるか、どこへ泊まって何を飲んで何を食べたか。

友人知人関係は、思想や宗教は、血脈の中に精神的病の者はいないか、病歴は、犯罪や逮捕歴は。夫婦間や家族の間に争いはないか。
一族みんなの通院歴や服用している薬の内容は、飲んでいる場所は、遊びに行っているところでの性癖は、SMかホモかレズビアンか、スワップをしたり変態プレイはしてないか。

異常と正常の境界線はなくなる。
何故ならすべて正常の人間は異常だからだ。
丸裸にされたビッグデータは国民全員が異常とされる。
政治家、経済人、思想家、宗教家、教育者、科学者、法律家、ヤクザ、国家はすべてのプライバシーを手にする。そして国家そのものが世界中の監視下の中にある。
最早SF映画の世界の住民に私たちはなっている。

マイナンバー制度の目的の一つが徴兵制にあるのはいうまでもない。
タッチボタン一つ押せば、第一次、第二次、第三次と徴兵できるシステムが出来ているのだ。“文明はそれを創った者によって滅びる”という。
ネット社会を創った人間はネット社会によって滅びるだろう。
人が人を信用できない社会となった。
マイナンバー制度と戦争法案はガッチリと握手しているのだ。
マイナンバー制度は恐ろしいことと知っておこう。


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