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2015年9月29日火曜日

「月が見てる」

フォルクスワーゲンの広告


朝起きて夜眠る間にはいろんな事がある。

特に日本列島のような細長い列島や島々には信じられない出来事や災害が起きる。
またトンチンカンな人間や、ホントかよとか、恐ろしい事件が続々と起きる。

台風21号の強風がなんと81.1メートル、時速にすると約300キロ、猛スピードで走る新幹線の上に立っているのと同じとか。与那国島や石垣島、宮古島に吹き荒れた。

故石原裕次郎主演の映画に「風速四十米」というのがあった。
タフガイ裕ちゃんが“風速40メートルが何だってんだ。ふざけんじゃねえよ”と風に立ち向かったが81.1メートルとなるとさすがのタフガイも…と思った。

鬼のいぬ間じゃないが、総理大臣がいない間に“派閥はダメだよね”といっていた石破茂が派閥を立ち上げた。この人間は何から何までトンチンカンで政治オンチの極みだ。
どこの世界に三年後にオレは親分になる、オレは社長になる、オレは総理大臣になると公然と発表する奴がいる、そんなアホは見たことがない。
それに付いていくという19人の顔ぶれを見ると既に終わっている。
徹底的に干されるだろう。何人かはスパイとして入っていた。
水月會という派閥名、その心は水に映る月の如く無心だと。
万に一つもその可能性はない。

月といえば昨夜のスーパームーンは本当に美しく大きく輝いていた。
夜十時過ぎ辻堂駅から家まで歩いて帰ろうかと思ったが止めた。
♪〜月がとっても青いから 遠廻りして 帰ろう…なんて歌を思い出した。青い月とは(?)この当時恋する若い男女はきっと青々しかったのだろう。

♪〜月が僕を見てる そうだ月に頼もう 逃げた恋を呼んで来ておくれ 今すぐに…なんていう曲があった、初恋に胸を痛める十代の少年の心が見てとれる。
一日中頭から離れない、少女になっていったらいいのだろう…。

八十歳を過ぎた祖父母が十八歳の孫に刺されて死んだ。
看護師さんが全裸で殺された。
ケーキ屋さんとかパン屋さん、コロッケを売る肉屋さんの商品に毛が入っていたからと嘘をつきまくった中年女性はなんと7000回も電話をかけまくり、商品や金をだましとっていた。

クレーマー・クレーマーという映画を思い出した。
アドマンとして働きすぎる夫は、妻にとってクレームの対象であった。
フォルクスワーゲンが不正まみれ、アドマンを目指す人間に撮って、DDB(ドイル・デーン・バーンバック)のワーゲンの広告は教科書中の教科書であった(広告作りのバイブル)。
私は今途方もない悲しみの中にいる。
ワーゲンの広告では決して“不良品”は世に出さないと語っていた。

♪〜夜がまた来る 思い出つれて おれを泣かせに 足音もなく なにをいまさら つらくはないが…小林旭の歌を口ずさむ。
「さすらい」という歌だが、VW→フォルクスワーゲンのブランドイメージがさすらい始めた。なんたる事であろうか。

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