青木克憲さん |
二日間ブログを休みました。
この間私は何をしていたか、それは「うんざり」です。
先ず何にうんざりか、それは自分自身にです。
意志の弱い自分にうんざり、頭に来るばかりの自分にうんざり、悪口、悪態ばかりの自分にうんざり、首、肩、腰の痛みにうんざりです。あーあ全てこの世はうんざりだ。人生とはうんざり過ぎる人間関係の上に成り立っているんだと分かりつつもあまりに、セコイ、ズルイ、ダサイ、チンケでケチな世界を見るとつくづくうんざりする。
若かりし頃切った張ったで毎日血を流していた頃が懐かしい。
だがそんな中でやっぱりいい男、凄い人間はいる。数は少ないが男女を問わず、老若を問わずこの男、この人には勝てないという人物がいる。
そんな凄い男の一人に青木克憲さんという日本を代表するアートディレクターがいる。
黙しくて語らず、リスクは背負う、人を育て人に未来を与える。利潤は追わず、名誉も追わない。
ひと言頼めば一瞬にして百を知る。なんとも現代の西郷さんの様な男です。こんな人にはいかなる手を使っても勝てない。
私などうんざりする小心翼々たる人間とはスケールが違うのだ。
「ああ我ダンテの詩才なく、バイロン、ハイネの熱なきも、友を選ばば書を読みて、六分の俠気、四分の熱」と先達より教わったが、今や自分自身がすっかりうんざりの状態となっている。
誰が生んだか人間とはつくづくうんざりする程困った生き物だ。
だが待てよ、大切な兄弟分をはじめあの人、あの男、あの女性、あの老人、いいなぁ、凄いなぁ、負けてるなぁ、そんな人もにっこりする程いるのだ。
先夜のお刺身も、サザエのつぼ焼きも、白子のポン酢も、穴子の白焼きも、この男は絶品だと思う人間と共に食すると誠に絶品であった。
1 件のコメント:
最近、お灸女子というのが
流行っているそうです。
ここは’お灸男子’になって
合谷や足三里のツボにお灸
してみてはいかがでしょうか?
気が流れてスッキリすると
思いますよ。
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