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2012年3月15日木曜日

「リーク屋」




会談と怪談は背中合わせ。
まして政治の世界は密会の世界、会っても会わず話しても知らぬ存ぜずがまかり通る。
そして必ずリークという手段をとって動きを探る。

正しく言えば戦略と戦術だが、堅気の人から見るとそれはキタネエーとかズルイとかユルセネーとかとなる。密会をしていた人間に、今夜は何の密会ですか、なんてスットコドッコイの質問をする記者がいる。首相→官邸→役人→取り巻き→リークは単純な公式なのだ。

ある陣笠議員と飲んだ時、これは秘密だよといって記者達に語る時程のよろこびはないと言ったのを思い出した。又、そのリークを貰った記者がどこぞのクラブかバーか焼き鳥屋なんかで、これは秘密だよとリークする時程嬉しい事はないと言った。

この頃そのリークはネット上でやるらしい。
あるリーク魔というとか、チクリ屋がいった。ツマンネエんだよな、ネットは。俺が昔怪文書を書いてあっちこっちに流した時、あの気分は最高だったな、今頃じゃリークしたってツマンネエ。怪文書が怪文書じゃねえんだから。


全くもってつまんないネットという極度にサブーイダジャレを言いながら焼き鳥の砂肝とぼんじりを塩で食べてました。このオッチャン時々飛び切りの情報をリークしてくれるのです。さて、それは何でしょう。相当に興味をそそられます。政治の世界は一寸先は闇なのです。

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