こんな不思議な国は日本しかない。
自分の国の通貨が安くなってよろこぶ政府があって、値上げ値上げを推進する中央銀行(日銀)がいて、国家が企業に対して勤務形態や給与形態に口を出し、年功序列をやめて能力主義にせよという。
我々の収めた年金を株価を上げるために、少しは安全な国債からかなり危険な株を買えとなって行く。1%の大企業のために国は減税し、赤字でも中小零細企業から外形標準課税を取るという。自分の国は世界一の借金国なのに、外国にはODAという名の金をバンバン出している。
「きたさんぽ治療院」という名のハリ、マッサージ治療院が長後というところにある。
かつては私が住んでいる辻堂で、私にハリ、マッサージをしてくれていた女性が独立して自宅兼治療院にしている。自宅に来てくれる佐賀県出身の人と同僚であった。
頭、首、肩、背中、腰、足が岩みたいになってしまったので治療してもらいに時々行く。私の体はこの二人の達人によって何とかなっている。
中国人の王(ワン)さんが仕事場の近くにいたのだが、11月まで中国に帰ってしまっている。女性だが強力だ。馬喰町にも強力な二人がいるのだがかなりご無沙汰している。
「きたさんぽ治療院」のある長後の商店街は殆どがシャッターを閉めている。
仮に100店あったとしたら90店近くが店を閉めたそうだ。
文明開化の神奈川県の中でおいてけぼりにされたのだ。
ハリ、マッサージ治療を受けた私に長後名物のでっかい梨をたくさんくれた。貼り薬もたくさんくれた。ずっとずっと手を振ってくれた。
カラダ中があーよかった、エカッタ、助かったといっていた。
さあ、今年も四コーナーに近づいた。
夜11時WBSに大和総研のチーフエコノミスト熊谷亮丸氏という東大出のチョーチン持ちが出て経済の行方をしゃべっている。
この男のいう事は競輪、競馬の予想屋より外れる。
本当に自分のいうことが正しければ、バンバン自分で株を買って勝負してみろといいたい。予想屋はハズレが分かっているから誰も車券や馬券は買わない。買って大損したから予想屋になったのだから。
株をやっているみなさん、近々大暴落を私は予想します。
世界中の政情不安とテロが原因です。どうか大火傷をしませんように。
辻堂の商店街も次々とシャッターを閉めています。「フーテンの寅さん」が柴又の商店街に帰ってくる風景と人情がこの国の正しい姿なのです。
山田洋次監督は何十年も前にそれを感じ、名作としていたんです。
「きたさんぽ治療院」には人情がコリをほぐすほどありますよ。
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