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10月22日午前1時26分〜2時01分、いつものようにシコシコとイロイロなものを書きながらテレビを見た。
大好きな「深夜食堂」が久々に始まった。
小林薫が実にいい味を出しながら、いい味を作ってお客に出す。
深夜12時から朝7時頃まで営業する。
第21話は「メンチカツ」であった。
かつてメンチカツはとんかつに次ぐ主役であった。
とんかつ、メンチカツ、コロッケは三人兄弟のようなものだった。
長男のとんかつは今でも絶対的スターであり、三男のコロッケは不動のスターである。
が、メンチカツはというとかつての輝きがない。
何故か、それはハンバーグという強敵が現れたからだ。
メンチカツはハンバーグに衣をつけて揚げたんじゃないのという、軽く見られたものになってしまった。メンチカツを食べるならハンバーグの方がいいじゃんなのだ。
だが私にとってメンチカツはかわいい舎弟分というか、兄弟分なのだ。
コイツのためなら命を張ってもいいと思う時期があった。
少年の頃、アツアツの揚げたてのメンチカツを買ってコッペパンを二分割にしてそこに挟む、マーガリンをたっぷり塗ったパンにのせ、ブルドッグソースをたっぷりかけて少し強めにギュッギュッとパンを押さえ込む。
揚げたてのふっくらしたメンチカツがパンの中で分裂する肉汁が出てソースと合体する。そこにマーガリンが溶け合い三位一体となる。これ以上の格別はなかった。
テレビの深夜食堂ではお皿の上にキャベツと洋がらしを一緒に出していた。
明日はメンチカツを食べよう、コッペパンを買わねばならない。
今、仕事させてもらっている新しいブランドのオープンまであと6日だ。
「キラリト
ギンザ」という銀座一丁目中央通りでデビュー。
詳しくは後日、今夜10時からショプ内を撮影する。9時30分集合だ。
この勝負は絶対負けられない。カナラズカツだ。
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