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2014年10月17日金曜日

「紅がら」


紅がらホームページより


飛ぶ鳥を落とす勢いだった「松下政経塾」が私の家のすぐ側にある。
その斜め前に湘南地区で有名なおそば屋さんの名店「紅がら」がある。

その店のご主人と女将さんのポスターの撮影を16日朝、開店前にした。カメラマンは自然光の名手「新良太」さんにお願いした。

紅がらさんとはオープン以来38年余のお付き合いだ。
子どもたち、孫たちはこの店の上がり座敷でオムツを替えて育った。
年季の入った職人さんの姿はすべてが絵になる。
朝のやわらかな光がいい表情をつくり出してくれる。女将さんがまたいい表情だった。
おそばをつくる主人と店を切り盛りする奥さん。
夫婦で育てて来た月日が一枚の写真となっていった。

アートディレクターの三宅宇太郎君と三人で天ざるをごちそうになった。
朝一番の新そばは格別であった。

落ちた飛ぶ鳥の松下政経塾は昔日の面影なし、ヤキトリ状態だ。
塾生は減り続ける一方で、人気ガタ落ちで広い敷地内には寒風が吹いているとか。
何かあったのかはよくわからない。

選挙で立候補をし、松下政経塾といえば殆どは当選確実だったのに、今ではかえってマイナスとなっている。カラスやトンビ、スズメが何羽も塾の周りを飛んでいる、がそれを落とそうと狙う人間は今はいない。

誰もいない、斜め前にある「紅がら」には毎日たくさんのお客さん。
山越え谷越え何度も苦労を重ねたが、店のプライドを守り続けて来た。
近所に来たらぜひ立ち寄って下さい。
私の紹介といえば小生ビールと板わさのセットが出るかもしれませんよ。

蕎麦司 紅がら
神奈川県茅ヶ崎市常盤町6-25
0467-86-3746

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