「雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂」
傘を買って持つことを禁じて来たので、昨日たっぷり濡れた。
ついつい西南戦争時の詩などを口にした。
何故傘は買わないか、持たないかというと、私の仕事には雨はダメージ、外での撮影やロケが雨で中止となってしまうからだ。
それ故縁起の悪い傘はダメ、行いが通じたのかおかげで超のつく晴れ男であり、雨でダメージを受けた記憶はない。
が、それ以外の時は困る、傘がないので当然濡れてしまう。
昨日夜辻堂駅に着くとタクシーやバス乗り場は人の行列、行列大嫌いなのでヤキトリ屋で一杯やるかと雨の中歩き出すと、突然ドバーと来た。
大事な資料を入れた紙バックを抱きかかえて店に近づくと、定休日であった。
ヤキトリがバタバタと雨を破り飛んで行ってしまった。
マッタクよく降りやがるとなり、トボトボと駅に戻った。
その途中に田原坂のことなどを思った。
ここ数日九州の活性化についての相談を受け、その答えを考えていたので頭の中がすっかり九州になっていた。大好きな大相撲も九州場所だ。
白鵬が強すぎてどうしようもないが、九州出身の琴奨菊や嘉風、松凰山とか千代鳳ががんばっている。
坂本龍馬を暗殺させたのは誰か諸説あるが、私は西郷隆盛と大久保利通たちが首謀者だと思っている。
諸事全般の生き証人には歴史の舞台から消えてもらわねばならないからだ。
また、事が成った時じぶんたちにとって、ずっと頭の上がらない人間が存在してしまう。これはあくまで私の推理である。
見えないところで大きな絵図を描く者を第一級の政治家という。
“西郷さん”はそれを演じ、それ以上の大久保にやられた。
その大久保もまた、それ以上の者にやられた。歴史は謎に満ちている。
最後に笑った者が超一級の政治家(つまり悪党)ということになる。
ウルトラ女性好きの伊藤博文か、ウルトラ金好きな(庭園好き)山縣有朋かとなる。
そして日本は日清、日露戦争に突入して行った。
ある歴史家は日清戦争は伊藤博文の女性遊びへの金儲けといい、日露戦争は山縣有朋の庭園造りのための金儲けとだったという。
テロ、テロ、テロのニュース。見えないところで握り合っているのが大国同士だ。
マッチポンプ同士が世界中を血の演出で騒乱させている。
誰かが損をすれば、誰かが得するのが世の常だ。田原坂で戦ったのは少年たちであった。
さてこれから世界はどうなるか。
原子力規制委員会の委員長が、日本の原子力発電所へのテロを警戒と語った。
テレビではビキニパンツの芸人が、安心して下さい履いてますよと全裸で笑っている。
そうか、大丈夫なのかもしれない。少年の頃アメリカで大ヒットした曲がある。
曲の名は「悲しき少年兵」であった。歌手の名が思い浮かばない。
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