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2017年6月15日木曜日

「国会の死」




「コロニア」という映画を先日見た(レンタルDVDで)。
南米チリで2010年一人の囚人が死んだ。

教皇と呼ばれたその男は33年の刑を科せられていた。
軍事政権下、その男はコロニア・ディグニダという教会施設の主であった。
が、そこは有刺鉄線に囲まれた政治犯拷問所でもあった。
教会は慈善団体に見せた隠れ蓑であり、元ナチ党員教皇は小児愛者、拷問の名人であった。
政治犯、思想犯にありとあらゆる拷問を行った。仲間の名を教えろと。

八才の時、コロニアに来た少女は大人の女性となっていた。
ここに連れて来られて生きて出れたのは5人しかいないという。
映画は実話をもとにつくられていた。大統領もコロニアを讃えに訪れた。

テロ等準備罪が成立した。
権力者は敵対者をいつでも牢獄に入れることが出来る。拷問が生まれる。
教皇と呼ばれる様な人間が現れ、コロニアのような場所が生まれるだろう。
気が重いのは日本が議会制民主主義が拷問にかけられ奪われたからだ。

心ある自民党議員はきっと誓ったはずだ。
2021年までやらせない、必ず打倒するぞと。狼煙を上げる、終結せよ。

昨日は国会が死んだ日であった。

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