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2019年11月19日火曜日

「初の忘年会」

昨夜、今年初の忘年会をした。大変お世話になっている人である。一人は政財界通であり、一人はジャーナリストだ。料理は土佐料理、酒は船中八策という超辛口であった。話はいろんな方向にバチバチと音を立てつつ飛んだ。ところで東京都知事選には誰が出るかとなった。小池百合子知事に勝つ候補となると誰か。東国原英夫氏は? う〜ん本人はあきらめたようだよと。私もそう思った。殿と呼んでいる“ビートたけし”がすっかり毒気がなくなり、発信力は著しく低下した。妻子を捨て、世話になった人を捨て、かわいがっていた家来たちを捨て、愛人のところにへばりついてしまった。大貧乏から大金持ちになってすっかり体制的になってしまった(明石家さんまに勝てなかった)。殿の支えあっての東国原英夫氏である。文化人や学者にも見当たらない。日本国は人材不足国家になっているのだ。私は頭の中で思った。そういえば鳥越俊太郎氏はどうなっているのだろうか。もう一人の殿こと細川護熙氏は相変わらず、陶芸などに精を出しているのだろうか。細川家といえば名門中の超名門の家柄、武家社会の混乱には、いつもその中心にいて、裏切り、寝返り、陰謀の画策、そしてぶん投げが得意であったなと。土佐名物九絵鍋はやっぱり旨い! 話が進みこの男が出たら、いい勝負だと意見が一致したのが「橋下徹氏」だった。今のままじっとしているはずはない。衆議院選挙があれば別だが、都知事選挙は彼にとって面白いはずだ。大阪は松井一郎市長が押さえている。維新の会を生んだのは彼、東京を押さえれば、東西を手に入れることができる。その上オリンピックを迎える都知事の椅子は悪くない。その名を世界にアピールできるのだから。そりゃ面白い、あるかも知れないとなった。政界は一寸先は闇だから、先を読むのにかけては、人一倍の小池百合子都知事だから、ひょっとしてすでに読んでいるかも知れない。200万票以上獲った者に勝つのは並大抵ではない。知事は二期目が一番強いと言う。総理大臣自身が桜を見る会の領収書が、あるの、ないのと問答する情けない国に未来はあるのだろうか。桂太郎を抜いて最長の総理大臣となるが、何がレガシーかと思えば、“国家低迷”しかない。だがしかし支持率は低下しない。いっそ東京都知事も兼任すればと言う側近がいるかも知れない(言いかねない側近たち)。年が明ければ、ヨイショの人間たちも次のヨイショを見つけ始めるだろう。“機を見て敏なり”とか言って。しかしワンポイントを誰かにさせて、その次をとも言えるからな。やっぱりヨイショだろうか。今後は橋下徹氏の動きに注目する。先見の明があるお二人も読んでいる。帰宅してニュースを見ると、沢尻エリカがずっと前から、いろんな薬物を使用していた。芸能人が薬物で逮捕されると、次は私かと思い続けていたと口を割ったとか。今、きっと長くてつらい呪縛から解けて、ホッとしているだろう。通信履歴を押さえられたら、もうどうにもならない。人間はまな板の上の鯉になると、信じられないほど、気が楽になる。お母さんのところに帰ったら一から出直しだ。芸能人は「歯が命」という名コピーがあったが、「薬が命」であってはならない。先日薬物中毒だった、清原和博選手が小さなリーグの監督に就任した。グラウンドに立った清原選手は泣いていた。そしてファンたちは大きな拍手でかつてのヒーローを迎えた。沢尻エリカもピエール瀧もその才能は飛び抜けてある。ファンはきっと待っている。(文中敬称略)



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