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2009年11月9日月曜日

人間市場 報復市篇 

男たち女たちが、目をむき、息を弾ませ、法廷から飛び出てきてマイクに向かう。

スワッ一大事。天地でも引っくり返るのか、はたまた革命でも起きたのかと思った。


毎度お馴染みテレビのワイドショーだ。


あの秋葉原事件以上だ。

よくもマァ、連日、連夜、酒井法子をやってくれるものだ。

主文。懲役一年六月、執行猶予三年。予定通りであった。

私は酒井法子に何ら関係ない者である。毛頭かばうつもりもない。

(ビートたけしは中国なら死刑だぜ、なんて先般語っていた。)


じゃなんなんだを書く。

私はこの事件のマスコミ報道に小さな孫を持つ者として、大いなる異常性と大いなる恐怖を感じた。見える敵とは戦えるが、インターネットや、マスコミ報道は見えざる敵である。


私が言いたいのは、マスコミの発する言葉の暴力、映像の殺意である。

酒井法子の十歳の子共の将来である。

人の不幸は蜜の味と言うが、この度の事件報道や書き込みで受けた心の傷は計り知れないだろう。十歳の子供への殺傷能力はケタ違いに重罪だ。

将来、この子供が狂気の殺人者、異常犯罪者、札付きの悪、又は、マスコミやそれに荷担したコメンテーター、芸能レポーター、ヤメ刑事、ヤメ検、ヤメ麻取(マトリ)、

出たがり医師たちに対し、テロリストと化しても甘んじて受けねばならない。


十歳の子供の心情と将来を考えようと言った者、言った会社は一人も一社もない。

異常は必ず異常を育てる。

仮に私が十歳の子供なら、将来必ず報復するだろう。(する価値のない者ばかりだが)

一人一人、一社一社に。


何故なら、子供にとって、どんな母親でも自分を生んでくれた大切な人なのだ。

愛する母親なのだから。


十歳の子に言いたい。


辛い、悲しい、悔しい、

何年かして引き金を引きたい。


そんな時はおじさんの処に必ず来るんだよ。

相手は阿呆たちなんだから。相手にする価値はない。

きっと、逞しく育つんだぞ。

そして、お母さんを守るんだよ。

1 件のコメント:

sakon さんのコメント...

この前、九州の田舎の母親と話しました。客商売をやっているのですが、お客さんたちも、酒井法子のはちょっと異常だと話していたとのこと。私を含め、大人は誰しもが思うことだとは思いますが、子供は真に受けます。毎日言われているのだから、本当に悪い奴なんだと。それが当事者の子供であれば、、どんな衝撃か、、想像もつきません。。むごいことです。。