タレントとは「才能」という意味。
さすれば彼等、彼女等は才能があるのだ。食べる事だけ、太る事だけが売りの人たち。
世はラーメンブーム。
予算が安いので番組が作りやすい。
(何しろお店側がタダでもいいから取材してとテレビ局へ売り込む。中には日当を払ってアルバイトに行列させる。裁判所の傍聴券をもらうのと同じ。それ専門の会社がある)
ああ、又、出ているギャラがタダ同然のタレント達。
あの人はイマの人たち。あの人はヒマの人たち。あっ、未だいたんだと妙に懐かしくなったりもする。
ひとすすりする。旨い!カメラカット、スープをひとすすり。
旨い!カメラカットする。次はスープ全部飲んで完食で〜す!
(でも飲んでいるところは写さない。全部食べてたら一日何軒も回れない)
あろう事か、ラーメン評論家が出て来たりします。
中には一年中、一日三食ラーメンです。
へぇ〜なんて。もう、八丈島か佐渡ヶ島送りにして根本的に治さないといけないラーメン中毒がいます。
ラーメン。
このカタカナ四文字は私にとって聖なる言葉。私は東京の荻窪で25年幼少より育ちました。
あの丸福、あの春木屋。駅前広場拡張で移転を余儀なくされた丸信、これがまず最高三大横綱でした。
絶対の存在であった無愛想な丸福は、脱税やら投資の失敗、マンション経営の失敗やら、近所のやっかみ、密告やら(噂です)でTHE END。終わりになりました。
次男は中学の一年先輩でした。
又、○○軒だ××屋だ、△△△店のオッサンが列を組んで人の店行って、オッ、旨くなったじゃねぇか。とか、ウンかなりだ、今一歩頑張れとか、オッ、何か入れたか、オイ、変わってないじゃねぇか。
なんて、なんて、なんて能書きたれる。
大体、金網で出来た丸籠で麺を茹でるラーメン屋なんて、
全然失格、退場、破門、絶縁、所払いです。
あろう事か、その丸籠から麺をお客に向かって投げる店がある。(ラクロスじゃないっていうの)止めとけです。
何とか切りと言って丸籠の麺を天地左右に振り回す。(辻斬りじゃないっていうの)
ラーメンの麺は煮えたぎる湯の中に入れ、平籠でオーダー分の麺を見事に湯切り、さばく。これが本筋です。
春木屋さん。銀座の中央競馬の馬券売り場の隣にある、共楽さん。
この二軒が筋者です。(荻窪にはかつての丸福風、丸福があります。遠い親戚だそうです。)
ラーメンだしの作り方だ、醤油だれの作り方にぐだぐだ能書き言ってる店に旨い店はまずありません。
死んだ丸福のおやじがいたら、ゴーツクぽい奥さんがいたら、長男と嫁がいたら、能面のような顔を真っ赤にしてそんなのラーメンじゃないって怒るでしょう。
昔オヤジさんにパチンコの出る台をそっっと教えていたら、人より2枚チャーシューが多かったのです。(他のお客とは別格でした)
この間、あるタレントが言ってました。食べて太る事で生計を立てている男です。
何が辛いって、まずいラーメン屋を、うまい!と嘘をつく事。
良心の呵責で痩せそうです(全然痩せれません)
黒いスープ。ステーキの様なチャーシュー。具がゴッソリで中々麺にありつかないもの。
頭に浮かんだモノは全部入れちゃえっていう変な物。
替え玉だなんて、本人を出頭させろだ。
大体つけ麺なんて、ラーメンの鴨せいろだ。
どっか半端でハッキリしねぇ存在だ。
そんな事を言っていたら、若い者たちが、いや〜やっぱりあそこのつけ麺は最高だったなんて言いながら帰って来ました。
西川史子という猫顔で、顔の大きさと、腕の細さがアンバランスで気持ち悪い不気味系の医師兼タレントが(本人は美人と思っているから始末が悪い)、とあるラーメン屋の取材で何人かと正体不明のラーメンを食べてました。
言葉は旨い。でも本当はスゲェまずいと顔に出てました。(泣きそうだった)
そのラーメンは、タンメン的、ジャージャーメン的、石狩ラーメン的、タンタンメンパーコーメン的。
食べてる人と同じ位不気味な代物でした。
2 件のコメント:
ラーメンと中華そばの違いを書いてください、是非。ナカノ
ラーメンは本当にブームですね~。小さいとき、田舎の九州で、親父がラーメン屋をやってました。とんこつラーメンですが、非常に良い味のあのラーメンが懐かしいです。野望は、逆に九州でラーメン店で勝負をすることです。笑
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