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2009年12月5日土曜日

人間市場 坊主市篇

銀行とか、証券、いわゆる金融業。実態は金貸し業。その基は実はお寺の坊主だった。

時は室町時代、堺に大徳寺とか海会寺という寺がある。
この頃、寺はとんでもない事をしていた。堺の商人から安い金利で金を借り、将軍家や朝廷に金を貸す。それで得た利益で、海外貿易に投資。
又、勘合という将軍家のお墨付きをもらい、明との貿易で莫大な金を掴んだ。
それは大阪城夏の陣で焼失するまで続いた。火薬の素になる硫黄や刀剣、漆などの工芸品を明へ送った。特に硫黄は利益の主役だった。
なんの事は無い。将軍より天皇家より上に金貸しの坊主がいたと言っていい。
その坊主の親玉の名は取龍(しりゅう)という。
この坊主の作ったシステムが現在の金融業、金貸し業のモデルケースとなっている。預金をもらう時は、45度の角度で揉み手をして、金を返せの段になると、そっくり返る。鬼と化す。長い友人が自己破産をした。その時の銀行は正に鬼であったという。

さんざん利子を取っておいて、いざとなると、ハイここまでで万歳しましょう。で、残っていたローンの家を召し上げだ。


何でこんな事を書くかというと、私は、坊主大嫌い。ある事で坊主を呼ぶか呼ばないかという事となった。当然私は反対。坊主無用を主張した。


私の知っている鎌倉の高僧はカラオケ狂い。新宿の坊主は、博打狂い。青山の坊主は、フィリピンバー狂い。魚藍坂の坊主はSM狂い。坊主憎りゃ袈裟まで憎い、だが民主主義は多数決。私の主張は坊主に関してのみ却下されました。
坊主を見たら金貸しと思ってもいいですよ。近頃は少々焦げ付きが多くて泣きが入っています。坊主丸儲けとはいかないのです。ザマーミロです。
先日、火葬場で煙草を吸いながら真っ赤な携帯電話で、何やら遊びの話をしてました。オイッ、坊主、お前も焼いちゃうぞって言ったら、アチャなんて坊主頭を叩きました。


皆さん、坊主は叩けば叩く程、値段が下がります。

そうそう、鎌倉の高僧の持ち歌の一つが「骨まで愛して」でした。小町通りの中程のカラオケバーによく居るそうです。

1 件のコメント:

sakon さんのコメント...

ひどい話しですね。東本さん、いやいや、閻魔様にはすべてお見通しですから。どんなに拝みちらしても、絶対に地獄行きです。
世の中、生臭坊主ばかりですね。。