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2009年12月1日火曜日

人間市場 ジム市篇

丸まる太った女性、まるで黒い大木。乱れ髪から汗が吹出る中年女性。鉛筆の様に細く折れそうな女性。口が浅利の様に開く女性。右手をぶらぶらさせる女性。花柄のフリルをいつも着ている女性。マットの上で絞め技をやっている女性、等々。この女性たちは、私が通っているスポーツジムで日々いい汗を(?)流している女性。

重量挙げ、ランニング、ウォーキング、自転車漕ぎ、ペダル踏み、レスリング、ボクシング、バレー、格闘技、エアロビクスなんかをガラス越しに見るともういけません。

鰺、秋刀魚、馬面(カワハギ)、辰の落とし子、鯨、たらば蟹、マンボウ、まるで江ノ島水族館の如し。

中、高年の女性がハイノ、ハイノ、ハイノ、ハイノ、ハイ。恐いですね。凄いですね。

ジムに通う事15年。未だかつて一人もいい女性、ああ、あの女性来てっかな、という女性に会った事無し。つまんねぇのばっかり。

今度は気持ち悪い程日灼けしたおっさん。とんでもなくでっかい掟破りの巨根の兄ちゃん(ちゃんと隠せよ)。洗濯用具を持ってくるおじさん。気が狂った様に走り続けるメガネの会社員(だと思う)。走り終わった後、馬鹿丁寧に器具を拭く肩に刺青入りのお兄さん。携帯を掛けながら自転車漕いで叱られた入門者。

その人たちのあだ名を付けていこう。楽しいな人間は(?)。

時速6kmで1時間。シャドーボクシング3ラウンド、サンドバッグを2ラウンド。これが、私。誰かに見られている気がすんな。あだ名を付けられてんだろうな。

おっと、杉山愛ちゃんがやってきました。グレートムタがジャグジーに沈んでました。一緒に入りました。

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