泣けた、泣けた。
堪え切れずに泣きました。
やってくれました、ゴジラ松井秀喜。
力道山がシャープ兄弟をやっつけた時、長嶋茂雄が天覧ホームランを打った時、
江夏豊がオールスター戦で九人連続三振をとった時、再び登場力道山が鉄人ルー・テーズに勝った時、ファイティング原田がエデル・ジョフレに勝った時。
個人的には私たちが作った映画「アイロン」の主役、家住勝彦選手が二ヶ月程前、
ダウンの応酬で東洋チャンピオンになった時、八ラウンドTKO勝ちして以来、泣けました。
いきなりうまくはならない。
と言ってましたキリンの缶コーヒー「ファイア」をガブ飲みです。
アイスそしてホット、そしてアイス。
半日で三缶(ブラックです)、BSで応援していてお陰で仕事に遅れました。
まあいいじゃん、いいじゃんとお許しを頂きました。
大リーグに挑戦して七年目。近頃は怪我との戦いの続き。
でもゴジラ松井秀喜の凄いところは、決してグチらない、泣きを入れない、人の悪口を言わない、真のスポーツマンであるところです。
何しろ、監督のジラルディ、キャプテンのジーター、そしてA・ロッド、リベラ、サバシア、ポサダ、デイモン、カノーなんかと抱き合い、へし合い、飛び合い、少年の様。
もうNYは松井ワールド、最高ワールド。
嫌な話ばかりの日本中に、夢とロマンと勇気と希望を与えてくれました。
お父さん、お母さんもスタンド歓喜のキス(してません)
何しろ世界のMVPなんです。
だがしかし、実はペドロ・マルティネス、このシリーズ松井選手に二本のホームランを打たれた。
サイ・ヤング賞三度の投手。私は好きだったんです。
善と悪。ヒーローとヒール。役柄はいつも松井秀喜がスター。
巡り合わせでしょうか。松井選手とペドロ。
私はこの悪役の投球とそのふてぶてしさが、たまんなく好きだったのです。
四回ベンチに消える時に、小さな男の子に優しく笑って手を差し出していました。
自分の衰えに対する笑顔だったのでしょうか。
スポーツはいい。A・ヘミングウェイの「勝者には何もやるな」を思い出しました。
日本シリーズではこの夜、巨人軍の阿部選手が劇的なサヨナラホームラン。
最高ですと声高らかに言って戻りました。劇的な夜でした。
同じ頃、私の大親友が午後一時から大手術をしてました。待つ事八時間。
九時半に連絡が入り、未だ手術中との事。劇的に治って欲しい、そう願っているのです。
1 件のコメント:
その大親友の手術とはいざしらず、暢気に松井のMVPを出先で見ておりました。手術はうまくいったのでしょうか?みんなが喜んだそのパワーが少しでも伝われば良いですが。早いご回復をお祈りいたします。
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