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2014年7月11日金曜日

「話と、話と、話たち」




七月十日(木)東京発→熱海行、午後十時五十二分発。
東海道線はすこぶる雨に弱い。
台風が近づいて来ているので友人三人との楽しい話を十時半に切り上げて東京駅に向かった。

車中その日の話を思い出した。
政治の話、経済の話、思い出話し、あの社長どこで狂ってしまって今刑務所暮らしなのだろうの話、出版の話、銭湯の番台の男を何故女性は異性として感じないのだろうかの話、この頃男のオシリの穴の毛を脱毛するのが流行っているという信じ難き話、友人が近々スリランカで巨大曼荼羅を公開するという話、友人がその日の群馬県の上毛新聞にロングインタビューされていた世界遺産成功への話、貧困が原因で学校に行けないという大問題の話、スチュワーデスがキャビンアテンダントとなって高嶺の花じゃなくなってしまった話、ついでにCAは下着はTバックでないと叱られるという話(ラインが見えると乗客がコーフンするのだとか(?))これからのマーケティングやコミュニケーションの方法論、NPOの在り方についてなどというちゃんとした話もする。

久々に会った私と三人の広告界の友人の話は、パチンコの玉の様にガチャガチャになったり、ビリヤードの玉みたいにぶつかり合ったり、ピストルの弾みたいに破裂し続けた。

あっという間の三時間半であった。広告界の話も盛り上がった。
私たちが最大級のリスペクトをする浅葉克己さんが行っている数々の偉業の話、近々朝鮮半島の三十八度線で卓球の親善試合をするのだ。
国境線が卓球台のネットだとか、北と南がラリーする夢のような話。

その日の午後二時〜三時半まで青山の浅葉さんの仕事場におじゃましていた。
葛西薫さんのヒロシマアピールのポスターが本年度のADCの最高賞になった話、先日ヒロシマの街を飾った井上嗣也さんのヒロシマアピールの二点のポスターの凄い作品の話(次年度は井上さんがグランプリだ。究極のビジュアルであった)。
超一流の人は人の何十倍も研究、努力、勉強し、行動している事をつくづく知る日であった。とにかく凄い活動へのエネルギーに脱帽であった。

私も必ずやってやると決意した日でもあった。

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